PS4のリモコン操作が頻繁に効かなくなったり、接続解除されてしまう!
こんなお悩みをお持ちの方、いないでしょうか?
ボタンやスティック操作が効かなかったり、入力のタイムラグが発生したり。
リモコンの位置を変えると一時的に改善されるものの、少し立つとまたすぐ再発してしまい、イライラ。。
挙句の果てにはリモコンの接続解除されて、再接続を余儀なくされる始末。
1年以上こんな調子で苦しんでいたのですが、先日あるものを導入して劇的に安定性が向上したので、今回はその方法を紹介したいと思います。
きっかけは、外付けSSD
PS4を購入してからしばらくの間は、リモコンが接続が切れるようなことはありませんでした。
それが、ある日を堺に頻繁にブツブツと接続が切れるように。
当初は経年劣化と思いましたが、よくよく考えると、ゲームのロード時間高速化のために外付けのSSDを導入したあたりから、明らかに接続の不安定さが頻発するようになったような気が。。
まさかとは思いましたが、外付けSSDの観点で少し調べてみることにしました。
USB3.0*はリモコンのBlutoothの通信に悪影響を与える
僕のPS4は初期型なので、SSDを導入する場合は外付け一択。
USB-C対応で、値段もこなれていたバッファロー製のSSDを購入。
PS4の入力端子はUSB3.0なので、SSDに付属していたUSB-C to USB-Aの変換コネクタを使用して、USB3.0で接続。
結論、これが原因でした。
DUALSHOCK 4とPS4本体はBluetoothで接続されているのですが、なんと、USB3.0はBluetoothの2.4GHzの通信に多大に干渉することが判明!
USB 3.0* Radio Frequency Interference on 2.4 GHz Devices
https://www.intel.com/content/www/us/en/products/docs/io/universal-serial-bus/usb3-frequency-interference-paper.html
確かにSSDを外すと、あっさり状況は改善。
とはいえSSDは使いたい。
ということで、Webを漁りながら改善を試みることに。
最も効果のあった対処法
Ankerさん、すごいです。
SSDに付属していたケーブルをAnker製のケーブルに交換したところ、長らく僕を悩ませた接続不良はものの見事に改善しました。
USBの分解して調査している方のブログ記事があったのですが、どうやらAnker製のケーブルは対ノイズのシールドが丁寧に施されているのだそう。
カタログスペックではわからない違いがいろいろとあるんですねぇ。
見えない部分もちゃんとしているメーカーさんは非常に信頼できます。
USB Type-C、USB3.0の問題を整理する、WiFi/Bluetoothの問題を解消しよう
http://eeepc.dnki.co.jp/?eid=1106893
ちなみにこのケーブルはUSB-A 3.1 (Gen2) 対応なので、上記のSSDとPS4の性能を最大限引き出せます。
値段も1000円前後で買えるので、おすすめです。
全く効果のなかった対処法
実はケーブル交換に至る前に、フェライトコアと呼ばれるノイズを吸収してくれるとされる怪しげな磁石のようなものも試したのですが、こちらは全く効果ありませんでした。
ブログでも紹介されていたり、人によっては効果があるらしいのですが、自分の環境では全く改善せず。
個人的には、まずはケーブル交換を試すことを強くおすすめします。
参考)外付けSSDでロードは早くなったのか
ゲームにもよりますが、体感的には20~50%ほどロードが短くなりました。
外付けなのでそこまで期待していなかったのですが、予想以上にガッツリ早くなったので、旧型PS4を利用している方でもSSD交換のメリットは十分にあると思います。
パフォーマンスを最大限発揮するためにも、USB-A 3.1 (Gen2) 以上のものがおすすめです。
まとめ
PS4リモコンの接続の調子が悪いという方、外付けSSD/HDDを接続している場合は、それを外してみてください。
外して改善するようならUSB3.0が原因の可能性が高いです。
高品質なケーブル(Anker製など)に交換すると幸せになれるかもしれません。
ではまた!